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白氏の雑学日記

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2008年 04月 08日

「面接されたい!面接されたくない!有名人」ランキング

 今回はたまたま見つけた、ランキングを見てみる。実はただのランキングなら読み飛ばしたのだろうが、細木数子が面接されたくない有名人のダントツだったので、思わず取り上げることにした。これまでも、エセ科学やスピリチュアルブームについてはかなり批判してきた。しかし、それが通用すると言うことは、この前に書いた倖田来未の科学技術リテラシーの欠如にも通じるのだが、日本人に常識が無くなって来ていることを物語っているようだ。
 以下に書いてあるように多くの人から見ても、人間的にも全く不快感しか持たないような存在なのだ。が、それ以上にこう言う怪しい輩がテレビに出てきて、しかもそれで人気があることにいささか首をひねっていた。こう言う訳の分からない完全に嘘っぱちの人間が信用されることに、一般大衆のレベルに多くの???が付いてしまう。
 因みに、もう一人私が見るのも不快な江原啓之(こちらは何と面接されたい方にランクインしている!、口調が柔らかいからか?)は、フジテレビから「一番の問題点は非科学的、荒唐無稽な霊視を番組の中核に置いたこと」と断罪されてしまった。これについてはまた書いてみたい。

 人材派遣、転職支援などを展開する「ニスコム」が今春行った「面接されたい!面接されたくない!有名人」アンケート調査。アンケートは、就職活動の際に重要なポイントとなる「面接」に対してネガティブな印象を持つ人が多いことに着目し、どんな面接官なら緊張せずに思いを伝えられるかを調査。はがきや新聞・雑誌、ニスコム社の公式サイトを通じて公募した。就職活動を控えた10代の若者から、面接担当者になる可能性のある50代まで幅広い層から回答が集まり、計9048通の応募があった。

■「面接されたい!」有名人ランキング ※( )内の数字は得票数
(1)所ジョージ(526)
(2)明石家さんま(374)
(3)星野仙一(345)
(4)北野武(284)
(5)東国原英夫(218)
(6)タモリ(205)
(7)篠原涼子(201)
(8)渡哲也(182)
(9)江原啓之(181)
(10)木村拓哉(142)

■「面接されたくない!」有名人ランキング
(1)細木数子(1591)
(2)みのもんた(657)
(3)出川哲郎(589)
(4)明石家さんま(423)
(5)江頭 2:50(217)
(6)石原慎太郎(207)
(7)島田紳助(190)
(8)中尾彬(170)
(9)和田アキ子(159)
(10)ルー大柴(122)

 面接されたい有名人のトップにタレントの所ジョージが選ばれた。2位の明石家さんまと3位は野球五輪代表監督の星野仙一のトップ3は、いずれも「一緒にお酒を飲みたいランキング」「上司にしたいランキング」など、別のランキング調査でも上位の3人、だそうだ。要は人気があるということか。さんまはおもしろいから受けたのだろうし、星野は頼りがいがありそうだからだろうが、しかし、トップが所なのは私にはよく分からない。話がおもしろい訳でも頼りがいがある訳でもなさそうな、本当にただのおっちゃんにしか見えない。「リラックスできそう。楽しそう」などが理由だそうな。ただのおっちゃんだから良いのか~~?
 さんまだけは、「面接されたくない」部門でも「うるさそう」とけむたがられ、4位にランクインしている。まあ、毀誉褒貶の大きい人ではある。
 逆に面接されたくない有名人1位は「六星占術」占いで知られる細木数子で、1591票と得票数はダントツ。「厳しい、怖そう」「説教されそう」などのイメージが強く、テレビで怒鳴っている姿を見て恐れる人が多かったようだ。それでもテレビに出続けていると言うことは、それなりの人気だということだ。親に怒られないから、逆にそういうしかる人間に頼りたくなるのだろうか?
 みのもんたが、「面接されたくない!」方なのも、何となく納得。と言うか、彼の人気がもともと全く理解できないから。もっと言うと、ここに出てくる有名人の程度が低すぎて、おいおいこんなのしか、思いつかないのかい?と言いたくなる。私から見てこの中で少しはまともなのは、石原慎太郎だけではないか。

by misterwhite | 2008-04-08 22:03 | 人間学


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