2007年 01月 24日

「企業の評判」とは、何できまるか?

 昨晩は、霞が関のイイノホールの「にっかん飛切落語会」(何故か日刊スポーツがスポンサー)に行った。一応定期会員になっているのだが、若手で下手なのが多くあまり面白くないときは途中で入って途中で出るパターンが多い。今回も、円楽と正蔵の二人で疲れ果てて途中で出て、最近の行きつけのおばんざいの店に飲みに行った。
 三遊亭円楽(笑点で有名)が出てきたが、まるでもうろく爺の与太話でどうしようもないと思って聞いていた。ところが今日の朝日新聞で知ったのだが、円楽(74)は、一昨年十月に軽い脳梗塞で倒れて以来、東京では初めての高座だったそうだ。どうりでよたよた歩いてくるし話は繋がらないしのはずだ。客席から大きな拍手が起こり、「待ってました!」の声も飛んだってのはそういう訳だったんだ。久々の高座で挑んだ演目は、「出世の鼻」という最近は演者の少ない珍しい噺だそうだ。小さんが病明けで話したときもこれは駄目だと思ったが、円楽も止めておいた方がよかった。
 次が林家正蔵(林家三平の長男、もと林家こぶ平)。前回もずいぶんへたくそだと思ったと以前のブログで記したが、そのときは小朝が一緒の会で厳しい指導を受けて出てきたせいか何とか聞けたが、やはり今回はまったく駄目、へたくそ。名前が泣くぞ。
 とにかく小朝と志の輔のうまさはダントツで、これを毎月のように聴いていると、他のがへたくそに感じてまったく聴く気がなくなるという弊害がある。まあ、三三(さんざ)が少し期待できるか。


今日は、www.forbes.com 、昨年11月21日の「The World's Most Respected Companies」から、企業の評判の話。

 海外のビジネスの世界で不祥事が相次いでいる。もちろん日本でも枚挙に暇が無い。「信頼に足る職業」の番付でも、ビジネス・リーダーの地位は、ジャーナリストや政治家と大差ないレベルにまで下がってしまった。いまやビジネス界では、世の中の「評判(reputation)」が合言葉となり、多くのCEOが企業イメージを守ることを最優先課題としているそうだ。
 このような背景もあって、ニューヨークのコンサルティング企業Reputation Instituteは、世界的な大企業の評判を格付けした。
 「1位に輝いたのは、イタリアのBarilla Holding、年間売上高50億ドル超のパスタメーカーで、100点満点の88だった。トップ10入りを果たしたイタリア企業は1社だけではなく、チョコレート製品で知られるFerreroも小差で総合8位にランクインした。米国から唯一トップ10入りしたのも、年間売上高340億ドルの食品メーカーKraft Foodsでスコアは82。」
 
 食品関係が世界的には評判が良いようだが、日本ではなんと言っても老舗の雪印に不二家にと、不祥事が続いているから、食品業界の評判は最悪だろう。

 「生活用品のメーカーも良い結果を残した。デンマークのLEGO GroupとスウェーデンのIKEA International、韓国のSamsung Electronicsがトップ10に入っている。英国では、米Wal-Mart Storesと競合する小売業大手Tescoが1位に選ばれた。
 Reputation Instituteによれば、社会に貢献する出費を惜しまない企業は評判が良かったという。LEGOの創業者一族はデンマークの小さな町をよく気に掛けているし、インドで国内1位となったコングロマリットTata Groupも気前のいい企業だという。企業は消費者と強固な関係を築く必要があるということだが、これは大企業が少ない小さな国の方がやりやすい。米国企業が1社しかトップ10入りできなかった一因もそこにあるそうだ。
 ランキングの最下位グループには「品行のよくない企業」の代名詞となった企業名が現れる。米Exxon Mobilは投資家には人気の銘柄だが、米国企業ランキングで下から3番目という厳しい評価になった。「Philip Morris」ブランドのたばこメーカーの米Altria Groupの評判も芳しくなかった。
 世界で最も評判が悪い企業は、米国防総省関連の契約企業であるHalliburtonでスコアは22。スコアが30を切るという不名誉な残りの2社は、スウェーデンのSkandiaと日本の三菱自動車工業。」

 予想とおり、三菱自動車工業がワーストスリーに入ってしまったか。世界的に有名企業がこれほどの不祥事を犯せばしょうがないのであろう。これからの努力に期待したい。三菱ふそうは、また不祥事が明るみに出たが、自動車はもう大丈夫なのだろうか?
 CSR :Corporate Socially Responsibility、は今企業の間で流行であり、「社会的信用の維持」をうたい文句に内部でも一所懸命であろうし、外部発信も大いにしているはずなのだが・・・
 やはり、小さい企業の方が、評判が良いようだ。日本はどこの会社も誰も彼も大きいことは良いものだで、大企業になることを願っているようだが、もうそういう時代ではないということだろうか。
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by misterwhite | 2007-01-24 22:18 | 安全学


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